2018-06-02

世田谷区の子供と行きたいおでかけ穴場スポット10選! 第4位【玉川大師の地下霊場】

世田谷区の二子玉川や駒沢近くにある子供と行きたいおすすめおでかけ穴場スポット10選!
ほとんどが無料で楽しめる気軽に出かけられるところで意外に知られていない場所を厳選しました。

前回の第1位【駒沢ハウジングギャラリー】、第2位の【尾山台/奥沢の卓球場】、第3位の【大蔵運動公園アスレチックコーナー】に引き続き、第4位は【玉川大師の地下霊場】を紹介します。

第3位の【大蔵運動公園アスレチックコーナー】も相当な穴場スポットでしたが、今回の【玉川大師の地下霊場】は、穴場という点では、文句なしの世田谷区ナンバーワンの穴場スポットです!

地下霊場と聞くと何やら物騒な場所かと思いますが、玉川大師は正式には玉眞院という真言宗智山派のお寺で、弘法大師を祀っています。大正14年に建立された大師堂の内部 に、昭和9年に地下大霊場が創建されました。これが都内随一の地下大霊場です。

ここは都会に居ながら四国八十八箇所のお遍路巡りができてしまうパワースポットです。地下5m全長100mという広大な地下霊場に約300体!の仏像が鎮座しているのです。

地下霊場の仏像(出展:NewsWalker - ウォーカープラス)

大人が訪れても度肝を抜かれるような圧倒的な非日常的神仏の世界と、真っ暗闇のなかを手探りで進むスリル満点の体験が楽しめてしまう場所で、小学生以上のお子さんであれば大興奮すること間違いなしです(未就学児のお子さんにはちょっと敷居が高いかもしれません)。

ちなみに地下霊場は写真撮影は一切禁止。こちらのサイトの写真はすべて出展元からの引用であることを予めご了承ください。

所在地は、東京都世田谷区瀬田4丁目13−3。東急田園都市線の二子玉川駅から徒歩で約10分です。二子玉川駅前の高島屋前のスクランブル交差点を渡り、高島屋本館と南館の間を通り抜け、246バイパスの高架の下をくぐり抜け、商店街をずっと進み、NTTの先のサークルKを右折すると到着します。

Googleマップの地図

二子玉川駅からの行き方

拝観時間は通常9:00~16:30で年中無休ですが、訪れる前に確認したほうが良いと思います。

玉川大師正面

正面階段を上ると、本堂の入り口があります。拝観料は特に決まっておらず無料で入場することができます(地下霊場へは灯明料100円です)。

弘法大師像とお地蔵様

外には弘法大師像とお地蔵様が飾られています。

地下霊場へ入る前に、霊場の説明を受けます。私はお坊さんの15分くらのお説教を拝聴しました。なかなか楽しい為になるお話を伺いました。そのときに配布されたのが以下の2枚です。

信條 賓泉山玉真院玉川大師

真言宗について調べてみました。

真言宗は、空海(弘法大師)によって9世紀(平安時代)初頭に開かれた、大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつです(出典:wiki)。

真言宗ではよく「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」という言葉が出てきますが、これは、従来の仏教における、成仏するまで果てしない修行と時間が必要であるという教えに対して、真言密教の教えに従って究極の修行を行えば、人間の身体のまま仏になれるという考えです。究極の修行とは、生き埋めになって断食を続け、ミイラになるという極端な事例もありますが、実際には即身成仏にはいろいろな解釈があるようです。詳しくはこちらを参照ください。

玉川大師が所属する真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)は、弘法大師空海を始祖とし、真言宗中興の祖・興教大師覚鑁(1095年-1144年)を開祖とする宗派の中の一つです。

世田谷区には真言宗智山派のお寺が集まっているようで、等々力(野毛)にある善養密寺は玉川大師の二代目住持の実家なのだそうです。また等々力不動も真言宗智山派のお寺だそうです。

般若心経 御詠歌

般若心経とは、大乗仏教の経典のことで、信仰の模範を記したわずか300字程度の唱え文です。全文は以下の通りです(wikiより)

仏説・摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離・一切[注 6]・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経

この現代語訳がこちらに掲載されています。非常にわかりやすですね。
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超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?誰でも幸せに生きる方法のヒントだ。もっと力を抜いて楽になるんだ。苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ。安心しろよ。

この世は空しいモンだ。痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。この世は変わり行くモンだ。苦を楽に変える事だって出来る。汚れることもありゃ背負い込む事だってある。だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減かわかったか?苦しみとか病とか。そんなモンにこだわるなよ。見えてるものにこだわるな。聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。それが『無』ってやつさ。生きてりゃ色々あるさ。辛いモノを見ないようにするのは難しい。でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。無理して照らそうとしなくていいのさ。見えない事を愉しめばいいだろ。それが生きてる実感ってヤツなんだよ。正しく生きるのは確かに難しいかもな。でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ。苦しんで生きる必要なんてねえよ。愉しんで生きる菩薩になれよ。全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな。適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

勘違いするなよ。非情になれって言ってるんじゃねえ。夢や空想や慈悲の心を忘れるな。それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ。ただ受け止め方が変わるのさ。心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい。細けぇことはいいんだよ。苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる。そういうモンなのさ。今までの前置きは全部忘れても良いぜ。でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

心配すんな。大丈夫だ。
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ちなみに同じ仏教でも般若心経を唱えない宗派もあり、浄土真宗は南無阿弥陀仏を唱えれば救われるという本願他力の教え、日蓮宗では法華経を第一にするという教えがあることから、般若心経は唱えられません。

お坊さんのお説教が終わると、立ち上がって本堂内の拝観コースをまわり、最後に地下霊場への階段を下ります。ここからいよいよ地下霊場スポット体験のはじまりです。

以下の写真はすべて毎日新聞のこちらのサイトからの引用です

ちなみにこの毎日新聞さんの記事を見て私は玉川大師の存在を知りました。素晴らしい記事ですので是非一読をお勧めします。

地下霊場への入り口(引用:毎日新聞)

いよいよ地下霊場異次元体験のスタート!

階段を下りた先は壁面に何やらお経のようなものがびっしりと書き連ねてあります。真言宗なので、おそらく般若心経でしょうか、仏教に疎い私にはよくわかりません。

壁面にはびっしりとお経が

やがて真っ暗の闇となり、両手で壁をまさぐりながら手探りで進むしかありません。誘導灯どころか、真昼間でもよくここまで暗闇になるかと思うほど、何一つ見えません。。。

真っ暗闇を手探りで進みます

真夏でも地下霊場への地下道はヒンヤリとしています。数人の集団での移動でしたが、一人では大人でも相当の覚悟が必要です。当時小3の子供はスリルと不安が入り混じった驚嘆のため息をつきながら、それでも頑張って一緒に付いてきました。

 ちなみに真っ暗闇を下ると言っても、地下歩道の傾斜は緩やかで、両面の壁の間隔が狭いので、転倒して怪我をするような心配は皆無です。実際、私が訪れた際はご年配の参拝者も少なからずいましたが、皆さんスタスタと(私よりも慣れた様子で)経路を進んで行かれました。

そしてやがて薄明かりが行く手に差してきて、ドラマチックにロウソクの灯りに照らし出された仏像の壮観な陳列に行き着きます。このときの感激はなかなか言葉にできないのですが、湧き出てきた感情は「百聞は一見に如かず」に尽きます。。。

壮大な仏像の陳列

そして、自分の年(数え年)に相当する仏像があるそうなので、一生懸命探してみます。私も必死に探してようやく見つけることができました。

仏像の姿や表情は千差万別

地下霊場には仏像だけでなく、数々の彫刻や壁画など見所は満載です。とても一度の訪問で見尽くすことはできない程です。

ちなみに玉川大師では、御朱印をいただくこともできます。最近は御朱印帳を持って御朱印めぐりをするのがブームになっているそうなので、その目的で訪れる人も増えているのではないでしょうか。

玉川大師の御朱印

とにかくこんな経験ができる場所は滅多にないのは間違いありません。お化け屋敷や暗い場所の恐怖症の方にはまったくお勧めできませんが、夏の暑い日に、子供を連れて思い出に残る経験を求めるならば、もってこいの場所です。

こちらに玉川大師地下霊場の紹介ビデオがあります。ビデオを観る前にまずは訪ねてみることをお勧めしますが、不安な方は事前にチェックされてから決めるのも良いかと思います。

玉川大師地下霊場の紹介ビデオ

(おわり)

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