2015年12月1日火曜日

耐久系スポーツがいっぱい

ようやくシーズンオフになりました。

先日のトレランで痛めた脚もだいぶ回復し、普通に歩けるようになりました。

今年はたくさんの新しい耐久系スポーツに明け暮れました。アイアンマン、ブルべ、トレラン、ウルトラマラソン、エンデューロ。。。

我ながらよくこれだけやったという感じです。

しかし、どうしてこんなに取り憑かれたようにレースに出たのでしょうか。。。?

自分は何を目指しているんでしょうか。。。?

去年から目指していたのは間違いなくアイアンマンでした。トライアスロンを始めようと思い立ったときから、アイアンマンになることがゴールだったのは確かです。

そもそもなんでスポーツに縁のない私がトライアスロンなんかをやるようになったのか?

それはたぶん、トライアスロンをやろうと思い立った時期が、「たまたま時間的・精神的に余裕があったから」だと思います。

(横浜トライアスロン2014)

あの2年前の当時は、仕事も繁忙期を過ぎ、マイホームも建て、子育ても一段落し、趣味のオーディオにも行き詰っていた時期でした。

ちなみに、8年前にジョギングを始めた時の動機は、ズバリ「健康管理のため」でした。

40歳を過ぎてロクに運動もせず飲み食いばかりしていた結果、体重増加でメタボ直前まで行ってしまい、これではまずいと走り始めたのがきっかけでした。

その後、フルマラソンでサブフォーを達成したところまでは走ることに没頭しましたが、サブフォー達成後は情熱も醒め、再び体重増加の道を進みました。

その走っていた頃から、いつかはトライアスロンにも挑戦してみたいとぼんやり考えてはいました。しかし、始めるきっかけもなければ、全く泳げないこともあり、実現することはありませんでした。

それが、そのヒマだった時期に偶然出会った「トライアスロンはじめました」という本がきっかけで、トライアスロン、そしてその頂点であるアイアンマンを目指すようになったのは、以前書いたこちらのブログの通りです。

そして、横浜トライアスロンを完走してトライアスロンデビューしました。

(横浜トライアスロン2014)

その翌年(2015年)には念願のアイアンマンを完走しました。

(アイアンマンジャパン北海度2015)

トライアスロンを続ける理由は人それぞれです。

こちらのサイトの記事では、「なぜトライアスロンなのか?」と題して経営者がトライアスロンにのめり込む理由と、それによって得られるメリットについて解説しています。

その記事によると、トライアスロンのメリットは

- セルフマネジメントスキルが向上する
- 戦略的なマインドが身につく
- 新しい「仲間」ができる
- ストレス耐性が向上する
- 「戦うための心」が手に入る
- 「自分を磨くクセ」がつく
- 新しい世界が開ける

などなど。。。

このような説明もある程度は納得できるし、思い当たるフシも少なからずあります。

(横浜トライアスロン 2015)

話が本題から逸れますが、こちらの方のブログには、「アイアンマンを完走すると」と題して非常に面白いことが書いてあります。以下に一部引用します。

「アイアンマンを完走したら、どう考えてもゼッタイ無理だろうと思っていたようなこともそれなりの準備や努力を積み重ねれば結構あっさりと完遂できるものだという自信が根付き、怖いものが全く無くなるとまでは言わないものの一気に半減したような感じがします」

「アイアンマンを完走したら、これまでにもまして世俗的なことがどーでもよくなり、小さなことに一層 関心が失せました、でもこれはもしかしたら、自分では鉄人になったつもりでも世間的には廃人と思われる領域に足を踏み入れてしまったのかも、とふと思いました」

これには激しく同感です。。。

私は普段からあまりテレビを見たりや新聞を読んだりしませんが、トライアスロンをやるようになってからいよいよ俗世間の出来事に興味が失せました。

また早朝トレーニングを続けていると、夜9時30分には寝て朝6時には毎日起床する習慣がついたせいか、残業もしない、無駄な飲み会も行かない、余計なメールのやり取りもしない、といった具合です。

今までの自分の人生が、如何に無駄に時間とエネルギーを浪費していたか、余計な事に首を突っ込み、些細なことに一喜一憂してあれこれ悩んだりしていたか、この期に及んでようやく悟りました。

ついでに言うと、俗物的なものに一層関心が失せ、金銭への執着もなくなり、世間の噂話にもまるで興味がなくなりました。。。

その反対に、これまでほとんど意識しなかった日常の当たり前のことや、自然の恵みに感謝の気持ちが芽生えました。平和な生活、美味しい食事、道端の花々、などなど。。。

(横浜トライアスロン2015)

話を耐久系スポーツ全般に戻しますが、ブルべもトレランも、最初はアイアンマンのよいトレーニングになるだろうと思って始めたものでした。

それが、アイアンマンを完走した後になっても続けているのはどういうわけでしょうか?

アイアンマンを目指していた当時は、

「アイアンマンになれたら、もう耐久系スポーツは一切止めて、好きなだけ呑み食いして怠惰に過ごそう」

と考えていたにも関わらず。。。

続けている理由を考えてみました。

- みんなに褒めてもらいたいから
- 50歳になる前にやっておきたかったから
- 健康管理・維持のため
- 単にヒマだから
- マゾだから

それぞれ思い当たるところはありますが、それだけで耐久系スポーツを続ける動機にはなりません。

強いて言えば、「アイアンマンを完走できた体力のあるうちに、いろいろやっておこう」、と思ったからかもしれません。

じっくり考えてみたのですが、至った結論は、

「いろいろな耐久系スポーツが一体どんな過酷な世界なのか体験してみたかったから」

という好奇心ではないかと。。。

で、経験してきたいろいろな耐久系スポーツを比較してこんなものを作ってみました (^_^)

耐久系スポーツ過酷度比較

ちなみに上の表でトレイルランニングは50km、ブルべは600km、エンデューロは7時間ソロのことを意味しています。

個人的な感想ですが、過酷度では、アイアンマンよりも実はブルべやウルトラマラソン、トレイルランニングのほうが上回っています。なかでもブルべ(600km)の体力消耗度は凄まじいものがありました。

春に600kmのブルべを完走したときは、ゴールから帰宅するまで自転車に乗ることすらできず、帰宅後もしばらくは床に転がって動けないほど体力消耗しました。40時間近くほとんど休みなしで自転車を漕ぐというのはやはり異次元の経験でした。

トライアスロンのショートは、(もちろんスピード勝負でやれば別次元ですが)完走を目指して走るのであれば、ハーフマラソンくらいの軽い運動負荷でしかなく、健康維持のためにはフルマラソンよりもむしろ身体に優しいくらいです。

その一方、トレイルランニング(トレラン)の筋肉損傷度はハンパではなく、足腰へのダメージは凄まじいものがあります。たいていレ―ス直後の数日間は、階段の上り下りが困難で、日常生活に支障をきたすほどやられてしまいます。

(ハセツネ30K 2015)

エンデューロの7時間ソロはやはりしんどいですが、なにより競技が危険です。落車が当たり前のように発生する競技なんて、走っていて生きた心地がしませんでした。。。

(もてぎエンデューロ 2015)

さらに、過酷度だけでなく、楽しさを表す満足度も比較してみました (^_^);

耐久系スポーツ満足度比較

アイアンマンが満足度は一番高いです。やはりゴールしたときのあの完走達成感や、トライアスロン仲間との連帯感は他のスポーツでは味わえないレベルですね。

(アイアンマンジャパン2015)

トレランは、身体へのダメージが凄まじいにも関わらず、女性の参加率が高くて驚かされます。大会ではいつでもオシャレなウェアの女性が(それも結構若い女性や、一見アスリートっぽくない華奢な女性まで)いっぱいです。また、アウトドアの自然を満喫できるという点でもトレランは他のスポーツにない魅力があります。

(ファントレイル50K 2015)

ブルべは対照的に男の(それも結構シニアな男性中心の)スポーツですね。マニアの間では「ろんぐらいだぁす!」という自転車漫画が流行っていますが、登場人物は20代の女子大学生なのですが、あんなのはオッサンの妄想から生まれた空想の産物で現実にはゼッタイに存在しません(笑)。


ブルべは厳密にはレースではない(時間を競って順位をつけるものではない)ので、他の耐久系スポーツとは同列に議論できませんが、50目前のオッサンだからそう感じるのか、過酷度が高く満足度が低い点数になってしまいましたが、常習性のある非常に楽しいスポーツだと思います。

現に、ブルべは今年になって始めたのですが、スーパーランドナーも獲得して合計6回も出走してしまいました。

(ブルべ600km安曇野 2015)

結局、私はこの比較表にあるような、いろいろな耐久系スポーツの世界を探りたくて、挑戦しているのかもしれません。

それは、ちょうど、冒険好きの旅行者が、まだ見知らぬ異国を訪問することを楽しみにすることと似ている気がします。

もちろん、特定の国や都市が好きな旅行者もいますし、それと同様、特定のスポーツに集中するアスリートも多いと思いますが、どうやら、私は、そうではなくて、いろいろなスポーツに対する好奇心から、新しいもの(特に距離の長い究極系)をやってみたくなるのでしょう。

アイアンマンもウルトラマラソンもエンデューロもたった1度出ただけなので、レースの醍醐味のごく一部を垣間見た程度でしかないかもしれませんが、そもそもそんなスポーツとは一生無縁のはずだった自分が、新しい世界を経験することができたのは、幸運としか言いようがないです。

初めてのトライアスロン大会で、快晴の空の下、氷川丸を目指して横浜港を必死で泳いでいるあまりの非日常的な感覚は一生忘れられません。

(横浜トライアスロン2014)

またブルべ400kmで真っ暗闇の海岸沿いのダウンヒルを制限時間に追われて猛スピードでブッ飛ばしたことも、年を取って感動が薄れた身には鮮烈な体験でした。

それも事故や怪我といったトラブルに一度も見舞われずに、出場したレースはすべて完走することができたというオマケ付きで。。。

また私とは次元が違うレベルで真剣勝負をしているプロアスリートやインストラクターの方々と接する機会もあって、実力だけで勝負している厳しい環境に生きる人たちの世界も垣間見ることができ、本当に頭が下がる気持ちです。

耐久系スポーツとしては、ほかにもOWS(オープンウォータースイム)やシクロクロス(オフロードバイク)などがあるし、距離的に更に過酷なものはたくさんあります(100km越のウルトラマラソン・トレランや、1,000km越のブルべなど)。

先日、アイアンマンジャパン北海道の来年は中止になったという非常に残念なニュースが流れました。またいつか日本でアイアンマンが開催されることになったら是非挑戦してみたいと思います。

アイアンマンジャパン2016は中止に

まだまだ見知らぬ世界はたくさんあります。。。90kmで時間切れになったウルトラマラソンのリベンジも含めて(笑)

来年も引き続きそんな未知の世界を探求していきたいと思います。。。


2015年出場大会と結果一覧


(おわり)

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2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    たまたまGoogle検索からこちらのブログにたどり着きました。

    記事を少しだけ読ませていただきましたが、とても多彩なブログで引き寄せられるものがあります。
    私もダイエットから走り始めて、ウルトラ、トライアスロン、トレイルラン、MTBなどに挑戦しつつも「自分は何になりたいのだろう?」と思う今日この頃です(笑)

    これからも、時々拝見させていただきますね。

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    1. ブログ訪問ありがとうございます。

      プチアスリートさんのブログも拝見しましたが、フルマラソンやウルトラ、アイアンマンを何度も完走されていて凄すぎです。。。!
      私はフルマラソンは2回だけ、ほかの競技もほとんどすべて制限時間ギリギリ完走レベルです(笑)

      バイクの大怪我、トレランや登山。。。私も似た道を辿りそうな親近感も(笑)こちらこそ今後もよろしくお願いします。

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