2018年6月17日日曜日

ロシアW杯でのサッカーのデータ分析

W杯が始まりました。日本チームは直前での監督解任などもあり盛り上がりに欠けていますが、世界のトッププレーヤーが4年に一度集まる世界最大のスポーツイベントなので、話題には事欠きません。

そんななか、NHKがサービス展開しているスマートフォンアプリ「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」が、神アプリと巷で絶賛されています。


こちらこちらのサイトでも大絶賛。こちらのサイトの説明を以下にそのまま引用。

”同アプリでは、NHKが地上波で生中継する32試合がライブ配信され、全64試合の見逃し視聴も可能だ。また、試合に紐づけて、全選手のプロフィール、対戦チームの記者会見など関連ニュース、開催都市やスタジアムの情報、対戦国のプロフィールなどがまとめられ、その日のベストゴール集やハイライト映像が、いつでもどこでも観られる……というだけでも十分有用。しかし、機能はそれだけではない。”

”選手データにおいては、ゴールやアシストの数だけでなく、枠内シュートやファウルの数、パス成功率、走行距離などをランキングつきで細かく確認することが可能。またチームデータとして、これまで行われた試合から、ゴール数、ボール支配率、シュート成功率、クリアやファウルの数、パス成功率、走行距離などがまとめられ、任意の2チームを比較して表示することもできる。”

何やら凄そうである。実際にアプリをインストールして使ってみたところ。。。こここれはスゴイ!!!

本当に神アプリで驚きました!!

以下は大会2日目(16日)に行われた注目の一戦、スペイン対ポルトガルを選択した画面です。各試合には、「実況」「メンバー」「チームデータ」「ランキング」の4つのタブが選択できるようになっています。

チームデータ

 「チームデータ」には、「ボール支配率」「シュート数」「枠内シュート数」「決定機」「コーナーキック」「オフサイド」「セーブ」「ファウル」「イエローカード」「レッドカード」と実に詳細なデータ比較ができるようになっています。

ランキング

「ランキング」 には、「パス数/精度」「距離」「トップスピード」がチーム全体平均と、チーム内トップ5名のデータが出てきます。

トップスピード

ちなみに特定の選手のデータだけをチェックすることももちろん可能です。以下はロナウド選手の対ポルトガル戦のデータです。

ロナウド選手の対ポルトガル戦のデータ

この日いきなりハットトリックを達成したロナウド選手は、シュート4本でゴール3本、パス成功数34/34でパス成功率100%、トップスピードは21.13km/hとどれも桁外れ(というか信じ難い)結果でした。

次にアプリのマルチアングルの機能。このアプリは全試合をライブ放送と見逃し録画のどちらもノーカットで見ることができます(ライブ放送の実況中継は英語)。

決定的なシュートシーンやゴールシーン、イエローカードや選手交代といったポイントも簡単に検索することができ、そのシーンにジャンプして視聴が可能です。

注目シーンにジャンプできます

マルチアングルメニューを出すと、「監視カメラ」「ワイヤーカメラ」「4分割A」「4分割B」をそれぞれ選択することができます。

通常画面

監視カメラ

「監視カメラ」モードでは、フィールド全体を常に俯瞰することができるので、ボール周辺だけでなく、すべての選手がどのように配置されているか、ボールに対して動いているかがはっきりと把握することができます。

ワイヤーカメラ

「ワイヤーカメラ」モードでは、上空からボールを追いかける映像となるため、「監視カメラ」モードよりも遥かに詳細なボール周辺の選手の動きを見ることができます。

4分割A

「4分割A」「4分割B」モードは「通常ビュー」と「監視カメラ」ビューに加えてそれぞれのチームの監督と注目選手(ポルトガルならロナウド)をカメラがずっと追いかけているモードです。もちろん時間は同期しているので、決定的なゴールシーンなどを多眼的に楽しむことができます。

サッカーは他のスポーツと比較して、あまりデータを活用することがないと思っていただけに、このアプリを使ってみてその常識を覆されてしまいました。

そこで、サッカーのデータ分析について少し調べてみました。

こちらのサイトの記事「ロシアW杯はリアルタイム情報戦 試合中に分析采配 」には、

「サッカーW杯でデータを本格的に使い始めたのは2014年ブラジル大会のドイツチームだという。」

実は世界的にみて、サッカーのデータ活用はアメリカンフットボールやバレーボールに比べて遅れているという。「プレーが途切れないし、得点もほとんど入らないので、集計や評価がしにくい

とあります。また、

「アメリカンフットボールでは(司令塔の)クオーターバックに無線で指示を直接伝えられますが、サッカーはそうはいきません。選手交代のタイミングで伝えられる情報は限られますし、ハーフタイムの時間も決まっています。以前より情報の精度は上がるので、見当違いな指示をしなくなったり、もっと重要なことを伝えられたりはするでしょうが、情報の量そのものが増えるとは思えません」

とも書かれています。

NFLのような米国のスポーツでは、試合中継でも膨大なデータがリアルタイムで画面表示され、チームや選手の過去のすべてのデータと比較したパフォーマンスが瞬時で分析されるような仕組みになっています。

以下はNFLの試合でリアルタイムで分析データのキャプションが入った例です。

今日の試合はNFL史上初の1試合で3種類のTD

1993年以来、35点差以上をつけられた初の試合

ペイトリオッツは第4クオーターで21点差をひっくり返した試合は過去ゼロ

NFLを観ている人はわかると思いますが、試合中に選手やチームのスタッツがこれでもかというほど画面に出てきます。

対して、サッカーは試合を通して漫然と優性とか押され気味とか解説者がコメントしているに過ぎないので、過去のデータ比較もなければ、現在どの選手がどれだけボールをパスしたかとか、ミスは何回あったかとか、全くわかりません。

データ分析の流れはサッカー界にも確実に押し寄せてきているようで、こちらの記事によると、前回2014年で優勝したドイツチームは徹底したデータ分析を行っていたとのことです。


前回W杯ドイツの優勝はデータ分析の成果?

なかには、こちらの記事のように、「そもそもサッカーは、データ分析に向くスポーツか」と問題提起しているケースも日本ではよく聞きます。

これは本当でしょうか?

「サッカーはデータ分析に向かない」と主張している意見の多くが、点が入りにくいとか、流動性が高くプレーが途切れないというサッカーの特殊性を指摘していますが、私はこれは間違っていると思います。

なぜならば、上記で紹介したスマートフォンアプリ「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」は、得点の有無に関わらず膨大なデータを提供してくれているからです。仮に0-0の引き分けに終わったとしても、得られるデータ数は一定なわけです。

さらに、「流動性が高くプレーが途切れない」というのは、サッカーに限らず、アメフトであっても他の球技スポーツでは共通の特徴だからです。NFLの場合は、リアルタイム実況中に、過去何十年の膨大なアーカイブから、類似のプレーを瞬時に引き出してきて再生したり、特定の選手の統計については常にリアルタイムで情報を更新しているからです。

私はむしろ、サッカーのデータ分析が進んでいない理由は、

・従来の監督とコーチの主観的判断で試合の流れを判断することが慣行として染み渡ってしまっていること



・サッカーのデータ分析に投資しても、投資費用に見合うだけの効果(クラブチームの収益が上がる、視聴率が上がる)が見込めないこと

の2点ではないかと思います。

サッカーのファンは、試合を観る目的が、スーパープレーに興奮し、点差の少ないなかで最後まで目が離せない展開を楽しんでいるのであって、NFLや他のデータ分析のスポーツとは楽しみ方が違うのだと思います。

ここでアメフト最高峰のNFLのデータ分析の例を出して比較してみます。以下は今年の2月に行われた第52回NFLスーパーボウルの試合結果とデータです(こちらのサイトより)。



第52回NFLスーパーボウル

この試合は、歴史あるスーパーボウルの名勝負のうちでもナンバーワンに挙げられる史上最高の試合でした。スーパーボウル記録だけでも、

・両チーム合計獲得ヤード1,151はレギュラーシーズン含めて過去の全ての試合の新記録
・ブレイディ 3TD 0INT 505yds QB rating 115.4 で負けた
・両チーム合計パント数 1
・両チーム合計 サック数 1
・史上初 QBがタッチダウンレシーブ
・両チーム合計 PAT 失敗4回
・QBがそれぞれ年間MVPとSB MVPを受賞
・EaglesのRB ブロウントは去年はPatriotsで2年連続でSBリング獲得
・フォールズのQB rating 106.1、しかし彼のレギュラーシーズン最終戦はなんと9.3
・パスインターフェアの反則がゼロ

とまさに記録づくしの試合でした。

アメフトはデータ分析が当たり前のスポーツであって、データが勝敗のすべてを語っているわけではありませんが、上記以外にも膨大な個人データやフォーメーション、戦術や過去のデータなどがフル活用されています。

アメフトはサッカーとはまるで文化の違うスポーツです。

しかし、だからといってサッカーのデータ分析をしないで済むというわけではなく、前述のとおり世界のクラブチームやナショナルチームのトレンドとしてデータ分析を採り入れた先進的な強化策が推進されているのであれば、日本チームにとってもデータ分析を積極的に取り入れなければ、いよいよ世界との格差が拡がってしまうことになりかねません。

では試しに「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」で提供されるデータをアメフト(NFL)のデータと比較してみようと思います。

NFLのチームデータで重要なのは、

パスヤード、ランヤード、トータルヤード
ターンオーバー
ポゼッション(保有時間)
ペナルティ(回数と喪失ヤード)

の4つです。サッカーのデータでこれに相当するものは

パスヤード、ランヤード、トータルヤード → 距離
ターンオーバー → 相当なし
ポゼッション(保有時間)→ ボール支配率 
ペナルティ(回数と喪失ヤード)→ イエローカード/レッドカード数

という関係でしょうか。

ただし、サッカーの「距離」は、全選手の走行距離の合計値なので、NFLのトータルヤードが意味する「自分が攻めの期間のボールの移動距離の合計値」とは異なります。

つまりサッカーの「距離」は、チームの選手がどれだけ「走った」かというデータであって、チームのスタミナや攻撃スタイルに大きく依存するということです。

これがもし、攻めのときのパスの総距離と、ドリブルの総距離がそれぞれデータで計測できれば、NFLのパスヤードとランヤードの関係に極めて近いものになると思います。

サッカーにNFLのターンオーバーに相当するものがないのは当然です。NFLでターンオーバーというのは攻守がミスにより交代してしまうという決定的な指標なので、ターンオーバーでマイナス4以上の場合は80%の確率で敗戦するという統計がある通り、試合を決定づける要素となります。

サッカーの場合はどうでしょうか。致命的なミスというのは、PKくらいですが、それ以外には、コーナーキック、直接フリーキックの数というのは試合を決定づける要素と言えると思います(確かコーナーキックはゴールに繋がる確率が5-9%程度らしい(こちらのサイトによる)。

過去の統計から直接フリーキックがゴールに繋がる確率もわかると思うので、是非ともサッカーのデータ分析には、コーナーキック、直接フリーキックの数それぞれを含めてほしいと思います。

今でこそこれほどまでにデータ分析が進化しているアメフトですが、20年前くらいまではデータは少なくとも視聴者には開放されていませんでした。サッカーも今後の進展がどうなるのか気になるところです。

今回のNHKのスマートフォンアプリ「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」は、実験的なもので、W杯開催中だけのサービスということですが、このアプリが日本サッカーのデータ分析のパンドラの箱を開いてしまうことになるのでしょうか。

(おわり)

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2018年6月2日土曜日

世田谷区の子供と行きたいおでかけ穴場スポット10選! 第4位【玉川大師の地下霊場】

世田谷区の二子玉川や駒沢近くにある子供と行きたいおすすめおでかけ穴場スポット10選!
ほとんどが無料で楽しめる気軽に出かけられるところで意外に知られていない場所を厳選しました。

前回の第1位【駒沢ハウジングギャラリー】、第2位の【尾山台/奥沢の卓球場】、第3位の【大蔵運動公園アスレチックコーナー】に引き続き、第4位は【玉川大師の地下霊場】を紹介します。

第3位の【大蔵運動公園アスレチックコーナー】も相当な穴場スポットでしたが、今回の【玉川大師の地下霊場】は、穴場という点では、文句なしの世田谷区ナンバーワンの穴場スポットです!

地下霊場と聞くと何やら物騒な場所かと思いますが、玉川大師は正式には玉眞院という真言宗智山派のお寺で、弘法大師を祀っています。大正14年に建立された大師堂の内部 に、昭和9年に地下大霊場が創建されました。これが都内随一の地下大霊場です。

ここは都会に居ながら四国八十八箇所のお遍路巡りができてしまうパワースポットです。地下5m全長100mという広大な地下霊場に約300体!の仏像が鎮座しているのです。

地下霊場の仏像(出展:NewsWalker - ウォーカープラス)

大人が訪れても度肝を抜かれるような圧倒的な非日常的神仏の世界と、真っ暗闇のなかを手探りで進むスリル満点の体験が楽しめてしまう場所で、小学生以上のお子さんであれば大興奮すること間違いなしです(未就学児のお子さんにはちょっと敷居が高いかもしれません)。

ちなみに地下霊場は写真撮影は一切禁止。こちらのサイトの写真はすべて出展元からの引用であることを予めご了承ください。

所在地は、東京都世田谷区瀬田4丁目13−3。東急田園都市線の二子玉川駅から徒歩で約10分です。二子玉川駅前の高島屋前のスクランブル交差点を渡り、高島屋本館と南館の間を通り抜け、246バイパスの高架の下をくぐり抜け、商店街をずっと進み、NTTの先のサークルKを右折すると到着します。

Googleマップの地図

二子玉川駅からの行き方

拝観時間は通常9:00~16:30で年中無休ですが、訪れる前に確認したほうが良いと思います。

玉川大師正面

正面階段を上ると、本堂の入り口があります。拝観料は特に決まっておらず無料で入場することができます(地下霊場へは灯明料100円です)。

弘法大師像とお地蔵様

外には弘法大師像とお地蔵様が飾られています。

地下霊場へ入る前に、霊場の説明を受けます。私はお坊さんの15分くらのお説教を拝聴しました。なかなか楽しい為になるお話を伺いました。そのときに配布されたのが以下の2枚です。

信條 賓泉山玉真院玉川大師

真言宗について調べてみました。

真言宗は、空海(弘法大師)によって9世紀(平安時代)初頭に開かれた、大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつです(出典:wiki)。

真言宗ではよく「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」という言葉が出てきますが、これは、従来の仏教における、成仏するまで果てしない修行と時間が必要であるという教えに対して、真言密教の教えに従って究極の修行を行えば、人間の身体のまま仏になれるという考えです。究極の修行とは、生き埋めになって断食を続け、ミイラになるという極端な事例もありますが、実際には即身成仏にはいろいろな解釈があるようです。詳しくはこちらを参照ください。

玉川大師が所属する真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)は、弘法大師空海を始祖とし、真言宗中興の祖・興教大師覚鑁(1095年-1144年)を開祖とする宗派の中の一つです。

世田谷区には真言宗智山派のお寺が集まっているようで、等々力(野毛)にある善養密寺は玉川大師の二代目住持の実家なのだそうです。また等々力不動も真言宗智山派のお寺だそうです。

般若心経 御詠歌

般若心経とは、大乗仏教の経典のことで、信仰の模範を記したわずか300字程度の唱え文です。全文は以下の通りです(wikiより)

仏説・摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離・一切[注 6]・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経

この現代語訳がこちらに掲載されています。非常にわかりやすですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?誰でも幸せに生きる方法のヒントだ。もっと力を抜いて楽になるんだ。苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ。安心しろよ。

この世は空しいモンだ。痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。この世は変わり行くモンだ。苦を楽に変える事だって出来る。汚れることもありゃ背負い込む事だってある。だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減かわかったか?苦しみとか病とか。そんなモンにこだわるなよ。見えてるものにこだわるな。聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。それが『無』ってやつさ。生きてりゃ色々あるさ。辛いモノを見ないようにするのは難しい。でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。無理して照らそうとしなくていいのさ。見えない事を愉しめばいいだろ。それが生きてる実感ってヤツなんだよ。正しく生きるのは確かに難しいかもな。でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ。苦しんで生きる必要なんてねえよ。愉しんで生きる菩薩になれよ。全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな。適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

勘違いするなよ。非情になれって言ってるんじゃねえ。夢や空想や慈悲の心を忘れるな。それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ。ただ受け止め方が変わるのさ。心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい。細けぇことはいいんだよ。苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる。そういうモンなのさ。今までの前置きは全部忘れても良いぜ。でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

心配すんな。大丈夫だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ちなみに同じ仏教でも般若心経を唱えない宗派もあり、浄土真宗は南無阿弥陀仏を唱えれば救われるという本願他力の教え、日蓮宗では法華経を第一にするという教えがあることから、般若心経は唱えられません。

お坊さんのお説教が終わると、立ち上がって本堂内の拝観コースをまわり、最後に地下霊場への階段を下ります。ここからいよいよ地下霊場スポット体験のはじまりです。

以下の写真はすべて毎日新聞のこちらのサイトからの引用です

ちなみにこの毎日新聞さんの記事を見て私は玉川大師の存在を知りました。素晴らしい記事ですので是非一読をお勧めします。

地下霊場への入り口(引用:毎日新聞)

いよいよ地下霊場異次元体験のスタート!

階段を下りた先は壁面に何やらお経のようなものがびっしりと書き連ねてあります。真言宗なので、おそらく般若心経でしょうか、仏教に疎い私にはよくわかりません。

壁面にはびっしりとお経が

やがて真っ暗の闇となり、両手で壁をまさぐりながら手探りで進むしかありません。誘導灯どころか、真昼間でもよくここまで暗闇になるかと思うほど、何一つ見えません。。。

真っ暗闇を手探りで進みます

真夏でも地下霊場への地下道はヒンヤリとしています。数人の集団での移動でしたが、一人では大人でも相当の覚悟が必要です。当時小3の子供はスリルと不安が入り混じった驚嘆のため息をつきながら、それでも頑張って一緒に付いてきました。

 ちなみに真っ暗闇を下ると言っても、地下歩道の傾斜は緩やかで、両面の壁の間隔が狭いので、転倒して怪我をするような心配は皆無です。実際、私が訪れた際はご年配の参拝者も少なからずいましたが、皆さんスタスタと(私よりも慣れた様子で)経路を進んで行かれました。

そしてやがて薄明かりが行く手に差してきて、ドラマチックにロウソクの灯りに照らし出された仏像の壮観な陳列に行き着きます。このときの感激はなかなか言葉にできないのですが、湧き出てきた感情は「百聞は一見に如かず」に尽きます。。。

壮大な仏像の陳列

そして、自分の年(数え年)に相当する仏像があるそうなので、一生懸命探してみます。私も必死に探してようやく見つけることができました。

仏像の姿や表情は千差万別

地下霊場には仏像だけでなく、数々の彫刻や壁画など見所は満載です。とても一度の訪問で見尽くすことはできない程です。

ちなみに玉川大師では、御朱印をいただくこともできます。最近は御朱印帳を持って御朱印めぐりをするのがブームになっているそうなので、その目的で訪れる人も増えているのではないでしょうか。

玉川大師の御朱印

とにかくこんな経験ができる場所は滅多にないのは間違いありません。お化け屋敷や暗い場所の恐怖症の方にはまったくお勧めできませんが、夏の暑い日に、子供を連れて思い出に残る経験を求めるならば、もってこいの場所です。

こちらに玉川大師地下霊場の紹介ビデオがあります。ビデオを観る前にまずは訪ねてみることをお勧めしますが、不安な方は事前にチェックされてから決めるのも良いかと思います。

玉川大師地下霊場の紹介ビデオ

(おわり)

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2018年5月29日火曜日

世田谷区の子供と行きたいおでかけ穴場スポット10選! 第3位【大蔵運動公園アスレチックコーナー】

世田谷区の二子玉川や駒沢近くにある子供と行きたいおすすめおでかけ穴場スポット!ほとんどが無料で楽しめる気軽に出かけられるところで意外に知られていない場所を厳選しました。

前回の第1位【駒沢ハウジングギャラリー】、第2位の【尾山台/奥沢の卓球場】に引き続き、第3位は【大蔵運動公園アスレチックコーナー】を紹介します!

このアスレチックコーナーは、世田谷区の遊び場を良く知っている人にもなかなか知られていない穴場中の穴場スポットです。というのも、道路に面しているわけでもなく、案内板が表示されているわけでもなく、アクセスが非常に限られているからです。

しかし、アスレチックコーナーとして遊具は一通り揃っているし、なんといっても、いつでも空いているのが大きなメリットです。もちろんすべて無料!

どのくらい空いているかと言うと。。。

このくらい空いています!

上の写真は9月の晴れた土曜日の昼に子供と遊びに行ったときの様子です。一番人気のターザンロープがご覧の通り乗り放題!子供は大喜びでした。

さっそく場所の案内ですが、住所は東京都世田谷区大蔵5丁目7−22です。

大蔵運動公園アスレチックコーナーの場所

地図を見てわかるとおり、砧公園に隣接している大蔵運動公園のなかに位置しており、近くには駅もバス停も駐車場もありません。大蔵運動公園の駐車場から徒歩で5分くらいです。駐車場は30分100円と安いので私は車を利用していました。バスを利用する場合は、東急バス(系統玉31・32もしくは都立01、詳しくはこちら)で成城学園駅か二子玉川駅から「区立総合運動場」で降車して徒歩5分くらいです。

大蔵運動公園全般についてはこちらのサイトを参照してください。

左手にテニスコート、右手に都営住宅を見ながら公園のなかを真っ直ぐ突っ切ると突き当りがアスレチックコーナーになっています。

公園のなかを突っ切ります

ちなみにこの公園にある電話の遊具は、赤と青で通話ができるようなのですが、お互いが離れすぎていてしかも静かな環境でないと音が聴こえないので、遊んでいる子供は見たことがありません(音が聴こえるかどうかも不明)。

右手に象のすべり台があります

途中に標識のようなものが何もないのでわかりづらいですが、100mほど奥に向かって歩くとやがてアスレチックコーナーの看板が見えてきます。

利用上の注意事項

ちなみに徒歩であればアスレチックコーナーの西側を流れている仙川沿いの道路からもアクセスすることができます。この場合は、アスレチックコーナーは国分寺崖線の高台の上にあるので階段を上ることになります。

崖下から徒歩のルートもあります

このアスレチックコーナーは世田谷区が管理しているようです。

遊具の説明

アスレチックコーナーのエリアの中央には、背の高い見晴台がデンと構えています。

⑥見晴台

高さはビルの2階分くらいでしょうか。いろいろな登り降りのルートがあるので、これだけでも結構楽しめます。

そして、このアスレチックコーナーの一番の目玉は何と言っても、ロープウェー(ターザンロープ)でしょう。ほかの場所だと常に子供の待ち行列が絶えない人気の遊具ですが、ここではいつ行ってもほとんど待ち時間ナシでいくらでも遊べちゃいます。

⑪ロープウェー

楽しそうです!

スピードはそれほど速くないので、小学生低学年の小さな子供でも危険ではありません。もちろん、慣れない子供のためには親が目を離さないことが大切です。

アスレチックコーナーは入口の遊具から順番に①から⑫まで進めるようになっています。

①まるたわたり②はちのじわたり③ロッククライム④つりばし⑤くいわたり⑥見晴台⑦ネットクライム⑧ロープわたり⑨丸太うんてい⑩アミダのやま⑪ロープウェー⑫まるたのうま

①まるたわたり

②はちのじわたり

③ロッククライム

④つりばし

⑧ロープわたり

⑩アミダのやま

⑫まるたのうま

うちの子供が好きな遊具は、⑪のロープウェーはもちろん、あとは③のロッククライムでしょうか。⑧のロープわたりはなかなか難しく挑戦し甲斐がありますね。⑩のアミダのやまは上まで行くと結構高くてスリル満点です。

近所には大きなバッタも

アスレチックコーナーの近辺の草むらには、大きなバッタや珍しい昆虫もたくさん潜んでいて、虫捕りにも恰好の場所になっています。

木登りも

またちょっとした木登りなんかもできるので、都会のなかで遊ぶことしか機会がない子供には冒険の場所でもあります。

このアスレチックコーナーは周辺にコンビニはおろか、自動販売機もないので、ドリンクは水筒を持って行って熱中症などに気を付ける必要があります。とは言っても周囲は森に囲まれている環境なので、それほど陽射しが強いという感じはありません。夏は虫除けスプレーは必須です。トイレは近くのテニスコートの横に公衆トイレがあります。

アスレチックといえば、田園都市線のつくし野駅が最寄りのフィールドアスレチック横浜つくし野コースが有名ですね。でも世田谷区内にも気軽に出かけて遊べるこのアスレチックコーナーは子供が自然のなかで夢中になって遊べるとても貴重な場所だと思います。


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